Skypeが開発者向けにソフトウェア開発キット(SDK)を発表。Skypeの命名ではSkypeKit。このSDKを利用してインスタントメッセージ、ビデオチャット等のSkypeを用いた通信機能を家電やコンピュータに組み込むことができる。今回発表されたSkypeKitを用いることでさまざまなメーカーが自由にSkypeを組み込めるようになる。SDKは、これまで内部で利用してきた仕組みと同様のものとゼネラルマネジャーのJonathan Christensenは言う。これまで公開していたSkypeのAPIより遥かに適用範囲が広く、ヘッドフォンなどのアクセサリにも組み込むことができるようになる。
Linux版がリリースされ、WindowsとMac版も間もなく発表される予定。テレビ、デジタルフォトフレームなど、インターネットに接続するカメラおよび画面付き家電製品で、簡単にSkype機能を実装できるようになる。
デスクトップアプリケーションでもSkypeの機能を組み込むことができるようになる。ただ今のところウェブアプリケーションで利用することはできない。Skypeアプリケーション自体のように、別プロセスとして立ち上げる必要があるようだ。
Skypeの提唱するSILK audio codecが含まれている。標準の地位を獲得したいと狙っています」ということだ。
SkypeKitの今後に目を向ければ、AppleのiOSやAndroid等のタブレットないしモバイルOSをサポートしていくという可能性が高そうだ。iPhoneには公式アプリケーションがあり、またAndroidにもサードパーティーによるアプリケーションがある。こうしたOSをサポートしていくこともさほど難しいことではないだろう。
2010年6月24日木曜日
2010年6月14日月曜日
2010年6月9日水曜日
能動的な情報検索の時代
能動的な情報検索の時代の到来は、ユーザーに求められる能力もより高度なものとする。
リテラシーを決める要素は複数ある。そのうちの幾つかは、特に重要である。
たとえば、どのような言語を使いこなすかで、接することのできる情報の量と質は異なるだろう。
ネットに関する情報の現状に鑑みれば、現在のリンガ・フランカとしての英語をどれくらい使いこなせるかということが、情報の量と質を事実上決定していると言える。
ロングテール 論理から いえば 日本語文化には 日本語しかみえないモノが有る.
幅広い知識を持ち、成熟した世界観を持つ人が参照する情報源は、よりクオリティの高いものである可能性が高い。そのような情報に接することで、その人の世界観はより深まるだろう。
一方、「ゆるい」あるいは「偏った」情報源に接している人は、脳の中でそのような認識の回路を自己強化してしまうだろう。
個人のリテラシーの内実を相互参照し、お互いにすぐれた情報リソースを紹介し合い、リテラシーの群としての進化を促す装置としては、現時点ではやはりツイッターが一番有効である。
自分自身のリテラシーを劣化させないためにも、自分が良いと思う人がどのような情報源を参照しているかということを、ツイッターの返信やリツィートの機能を通してお互いにコミュニケートし合うことが大切な意味を持つ時代がやってきたと言える。
リテラシーを決める要素は複数ある。そのうちの幾つかは、特に重要である。
たとえば、どのような言語を使いこなすかで、接することのできる情報の量と質は異なるだろう。
ネットに関する情報の現状に鑑みれば、現在のリンガ・フランカとしての英語をどれくらい使いこなせるかということが、情報の量と質を事実上決定していると言える。
ロングテール 論理から いえば 日本語文化には 日本語しかみえないモノが有る.
幅広い知識を持ち、成熟した世界観を持つ人が参照する情報源は、よりクオリティの高いものである可能性が高い。そのような情報に接することで、その人の世界観はより深まるだろう。
一方、「ゆるい」あるいは「偏った」情報源に接している人は、脳の中でそのような認識の回路を自己強化してしまうだろう。
個人のリテラシーの内実を相互参照し、お互いにすぐれた情報リソースを紹介し合い、リテラシーの群としての進化を促す装置としては、現時点ではやはりツイッターが一番有効である。
自分自身のリテラシーを劣化させないためにも、自分が良いと思う人がどのような情報源を参照しているかということを、ツイッターの返信やリツィートの機能を通してお互いにコミュニケートし合うことが大切な意味を持つ時代がやってきたと言える。
リアルタイム双方向コミュニケーション
大量のアクセス増加にインターネットのサーバシステムは弱い。せいぜい1台あたり数十くらいの同時接続しか想定していない。インターネットが双方向で時間の同時性をこれまであまり求めてこられなかったからである。
大量アクセスが集中することを想定して作られていない。あくまでも分散処理が基本なのである。
クラウドの時代になった。それは大量アクセスを捌くために考慮されているシステムである。
リアルタイム双方向コミュニケーションの時代には、多くのサーバはクラウド化が必須なのである。
ちょっと 論理に飛躍があるが クラウドの必須機能 なのかな?
大量アクセスが集中することを想定して作られていない。あくまでも分散処理が基本なのである。
クラウドの時代になった。それは大量アクセスを捌くために考慮されているシステムである。
リアルタイム双方向コミュニケーションの時代には、多くのサーバはクラウド化が必須なのである。
ちょっと 論理に飛躍があるが クラウドの必須機能 なのかな?
2010年6月2日水曜日
iPhone OS 4.0とAndroid 2.2
iPhone OS 4.0とAndroid 2.2はどちらが優れているのか
――ブログメディアThe Next Webの比較記事から。
マルチタスク - 勝者:Android
AppleはiPhone OS 4.0でマルチタスクに対応したが、Androidは以前からこの機能を提供している。どちらのマルチタスク機能でも、バックグラウンドのアプリはサスペンドされるようになっている。
だがiPhone OS 4.0では、サスペンド中のアプリは、バックグラウンドオーディオなど特定の動作以外はできないよう制限されているため、バッテリーの消耗がない。
Androidにはこのような制限はないため、複数のアプリがバックグラウンドで動いているとバッテリーが急速に消耗する。Appleの方が効率的だが、マルチタスクへの対応が遅かったため、Androidの勝ちとしている。
アプリ - 勝者:iPhone
Android Marketのアプリは約6万種、AppleのApp Storeは20万種を超える。特にゲーム分野では、iPhoneアプリの質はAndroidアプリを優に上回る。とはいえ、Android Marketも急速に成長している。
ハードウェア - 引き分け
Androidは多種多様な端末に搭載されており、価格もさまざまで多様性があるが、その一方で端末によってOSのバージョンが異なるという分断化の問題も抱えている。片やiPhoneは1種類の端末しかなく、ずっとシンプルだ。それぞれ一長一短あるため、勝負は引き分け。しかし両者とも、古いデバイスのユーザーが新OSの恩恵を受けられないという点では同じ問題を抱えている。
ネット閲覧とFlash - 勝者:Android
Android 2.2はスピードを売りの1つにしており、Googleは同OSのブラウザは最速モバイルブラウザだと主張している。一部のベンチマークでは、それを裏付ける結果も出ている。しかしFlashコンテンツを利用すると、速度がかなり低下してしまう。しかし、Flashを排してユーザーができることに制限を課すAppleのやり方に対し、Androidはユーザーに選択肢を与えている。
音声操作 - 勝者:Android
AndroidもiPhone OSも音声コマンドによる操作ができるが、Androidの方が優れている。iPhoneの音声操作では、意図したのと違う相手の電話番号が検索されたり、違うアーティストの曲が再生されたりすることが多かったが、Androidの音声認識は精度が高かった。
音楽、映画、写真 - 勝者:iPhone
音楽や映画ではiTunes Storeを擁するAppleが圧倒的に優位。iPadの改良版フォトプログラムがiPhone OS 4.0によりiPhoneにも導入される可能性が高いことを考えると、写真の閲覧においてもiPhoneのユーザー体験はAndroid製品に勝る。
UIの美しさ - 勝者:iPhone
Androidは最初のリリースに比べればかなり見た目がよくなったが、iPhoneのUIとはまだ大きな差がある。
新機能 - 勝者:iPhone
Android 2.2もiPhone OS 4.0も幾つか新機能を加えているが、そのアプローチは異なる。Googleは問題を修正し、OSの基礎部分を調整して高速化したのに対し、Appleは旧版からの改良ではなくパラダイムシフトというアプローチを取っている。またマルチタスクなど遅れていた部分でAndroidに追いつき、Android 2.2のExchangeサポートに対抗して、Exchangeの複数アカウントサポートを盛り込むなどしている。Androidは健闘しているが、Appleは非常にうまくアピールしているようだ。
個人的には先駆者たるiPhoneの優位は固いと思っているが、音声操作だけはAndroidが優位なので、サポートするものにとって 少し 考慮がいる
――ブログメディアThe Next Webの比較記事から。
マルチタスク - 勝者:Android
AppleはiPhone OS 4.0でマルチタスクに対応したが、Androidは以前からこの機能を提供している。どちらのマルチタスク機能でも、バックグラウンドのアプリはサスペンドされるようになっている。
だがiPhone OS 4.0では、サスペンド中のアプリは、バックグラウンドオーディオなど特定の動作以外はできないよう制限されているため、バッテリーの消耗がない。
Androidにはこのような制限はないため、複数のアプリがバックグラウンドで動いているとバッテリーが急速に消耗する。Appleの方が効率的だが、マルチタスクへの対応が遅かったため、Androidの勝ちとしている。
アプリ - 勝者:iPhone
Android Marketのアプリは約6万種、AppleのApp Storeは20万種を超える。特にゲーム分野では、iPhoneアプリの質はAndroidアプリを優に上回る。とはいえ、Android Marketも急速に成長している。
ハードウェア - 引き分け
Androidは多種多様な端末に搭載されており、価格もさまざまで多様性があるが、その一方で端末によってOSのバージョンが異なるという分断化の問題も抱えている。片やiPhoneは1種類の端末しかなく、ずっとシンプルだ。それぞれ一長一短あるため、勝負は引き分け。しかし両者とも、古いデバイスのユーザーが新OSの恩恵を受けられないという点では同じ問題を抱えている。
ネット閲覧とFlash - 勝者:Android
Android 2.2はスピードを売りの1つにしており、Googleは同OSのブラウザは最速モバイルブラウザだと主張している。一部のベンチマークでは、それを裏付ける結果も出ている。しかしFlashコンテンツを利用すると、速度がかなり低下してしまう。しかし、Flashを排してユーザーができることに制限を課すAppleのやり方に対し、Androidはユーザーに選択肢を与えている。
音声操作 - 勝者:Android
AndroidもiPhone OSも音声コマンドによる操作ができるが、Androidの方が優れている。iPhoneの音声操作では、意図したのと違う相手の電話番号が検索されたり、違うアーティストの曲が再生されたりすることが多かったが、Androidの音声認識は精度が高かった。
音楽、映画、写真 - 勝者:iPhone
音楽や映画ではiTunes Storeを擁するAppleが圧倒的に優位。iPadの改良版フォトプログラムがiPhone OS 4.0によりiPhoneにも導入される可能性が高いことを考えると、写真の閲覧においてもiPhoneのユーザー体験はAndroid製品に勝る。
UIの美しさ - 勝者:iPhone
Androidは最初のリリースに比べればかなり見た目がよくなったが、iPhoneのUIとはまだ大きな差がある。
新機能 - 勝者:iPhone
Android 2.2もiPhone OS 4.0も幾つか新機能を加えているが、そのアプローチは異なる。Googleは問題を修正し、OSの基礎部分を調整して高速化したのに対し、Appleは旧版からの改良ではなくパラダイムシフトというアプローチを取っている。またマルチタスクなど遅れていた部分でAndroidに追いつき、Android 2.2のExchangeサポートに対抗して、Exchangeの複数アカウントサポートを盛り込むなどしている。Androidは健闘しているが、Appleは非常にうまくアピールしているようだ。
個人的には先駆者たるiPhoneの優位は固いと思っているが、音声操作だけはAndroidが優位なので、サポートするものにとって 少し 考慮がいる
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