2010年7月29日木曜日

正しい握手の方程式

人は一生のうち15,000回握手するそうだが、2割近くの人が正しい握手の仕方が分からず、握手という行為を非常に苦手に感じているという。また一方で「過去1か月内に不快な握手」を交わしたことのある人も半数以上に上るという。
 科学者らが「正しい握手の方程式」を導き出した。「相手への敬意と信頼を伝えるための12の要素」が盛り込まれた方程式は以下の通り。
PH = √ (e2 + ve2)(d2) + (cg + dr)2 + π{(4(s)2)(4(p)2)}2 + (vi + t + te)2
  + {(4(c)2 )(4(d)2)}2
(e) アイコンタクト (1=無し; 5=直接)
(ve) 言葉での挨拶 (1=不適切な挨拶; 5=完全に適切な挨拶)
(d) デュシェーヌ・スマイル — 口元と目が微笑んでおり、左右対称かつすぐに消えない (1=全くデュシェーヌ・スマイルでない、嘘の笑顔; 5=完全なデュシェーヌ・スマイル)
(cg)握り (1=不完全; 5=完全)
(dr) 手の湿度 (1=湿っている; 5=乾いている)
(s) 強さ (1=弱い; 5=強い)
(p) 手の位置 (1=自分身体の近く; 5=相手の身体の近く)
(vi) 活気 (1=低すぎる/高すぎる; 5=中間)
(t) 手の温度(1=冷たすぎる/熱すぎる; 5=中間)
(te) 手の感触 (5=中間; 1=荒れすぎている/滑らかすぎる)
(c) 制御 (1=制御されていない; 5=制御されている)
(du) 持続時間 (1= 短い; 5=長い)
実証結果はどうなのだろう?

2010年7月27日火曜日

フラッシュマーケティング

インターネットや口コミで仲間を集めればレストランなどの大幅割引券 (クーポン) を買える、2008 年に米国で始まった「フラッシュマーケティング」という手法のネットサービスが日本でも広がり始めた。
最初の購入者はまず専用ホームページから申し込み、クレジットカード払いなどの手続きをするが、このサービスは制限時間内に決められた人数以上の申し込みがなければ券が発行されない。このため購入希望者は友達を誘ったり Twitter やブログで呼びかけたりする。制限時間内に必要人数の申し込みがあれば「共同購入」が成立し、自動的に決済され、各自に券が発行される。割り引き率は 5〜7 割引きが多いそうだ。店側は大幅割引をしても客数を把握して仕入れができたり、利用日を客の少ない曜日や時間に限って店の稼働率を上げたりでき、またネットで話題になり宣伝効果が大きい。サービス運営会社は店側から手数料を受け取る。
日本では今年 4 月にベンチャー企業が始めた。USEN は 8 月上旬に主に 20〜30 歳代の女性向けの飲食店を 5〜7 割引きで利用できる券を売る専用サイトを開く。一方、早くも問題も発生している。リクルートは今月、専用サイトを開いたが、初日に売った飲食店の「50 % 引き 5 千円」の料理が通常 4800 円のコースと同じ (ただしテーブルにバラをちりばめるなど演出を追加) だったため、ネット上で批判が広がり、料理を 8400 円のコースと同じにしたそうだ。

質の勝負かな?

2010年7月14日水曜日

自宅でコメ粒→パンへ 食料自給率も向上?世界初ベーカリー器

 米粒からパンを作ることができるホームベーカリー(家庭用パン焼き器)が登場。米粒からの製パン機能は世界初。
 三洋電機が10月8日に発売するホームベーカリーの新製品「GOPAN(ゴパン)」は、米粒と水を投入すると、本体内でモーターを回転させてペースト状にし、砂糖やドライイーストなどを加えてパンを作る仕組み。米約1合半(220グラム)で1斤のパンが約4時間でできる。市場想定価格は5万円前後。
 わざわざ米粉を買ってくる必要がなく、「家にあるコメを利用できる」と手軽さをアピール。
 米は古くから和菓子などの材料とされてきたが、最近では世界的な小麦粉価格の高騰を背景に、米粉のパスタやケーキを提供する飲食店も増えている。また、小麦粉に比べ低カロリーで、もちもちした食感が日本人好みなどの理由から人気が高まりつつあり、三洋では新製品を通じて「日本の伝統食である米の新しい食べ方を提案したい」としている。
 製造時間が短く 価格が安くなれば買いたい.

fring と Skype

 複数プロトコルに対応するモバイル コミュニケーションアプリ fring が、Skype のサポート停止を発表。fring は「競争を恐れた Skype から ブロックされた」ためとのこと。
 Skype や Windows LIVE、SIP、Twitter など多数の形式に対応した fring は、先日のアップデートで iPhone 4 での対面ビデオ通話(3G接続でも利用可)に対応。ビデオ通話はSkype純正の モバイルアプリでも対応していない機能。fring は iPhoneアプリの新バージョン公開後、急激に増えた負荷に対応するため Skype ユーザーとのビデオ接続を一時的に停止して fring ユーザー間のみに限定。
  fring が発表したのは、音声やテキストチャットも含む Skype プロトコルとの相互接続そのものを Skype 側から「ブロックされた」「訴訟で脅された」という内容。
 fring いわく、Skype の動きは「反競争の不意打ち」であり、 かつては オープンコミュニケーションの代表だった Skype がユーザーを犠牲に健全な競争を阻害するのは実に残念だ、と続く。
 Skype 側が Fring のアクセスをブロックしたというのは真実ではない。Fring はSkype API の利用規約や EULA に違反していた、Fring とは以前から平和的解決を求めて話し合いをしてきた。しかし Fring によるSkype ソフトウェアの誤用・悪用は止まず、ついにはビデオ通話機能をSkypeと切断するなど、われわれのブランドと評判に大きくダメージを与えるに至った。「しかしながら、Skype からブロックされたという今回のFringの主張は真実ではない。Skype 機能を取り除いたのは Fring 自身の判断である」。

Androidでは必須なのですが.

2010年7月13日火曜日

「Android」対応モバイルアプリケーション開発ツール「App Inventor」

米Googleは米国時間2010年7月12日、同社のモバイルプラットフォーム「Android」に対応したモバイルアプリケーションを開発するためのツール「App Inventor」のベータ版を発表した。
プログラミングの知識がなくても手軽にAndroid搭載機向けのアプリケーションを作成できるとしている。数週間以内に招待制の一般向け提供を開始する。
App Inventorでは、ユーザーはコードを記述するのではなく、「ボタン」「画像」「パスワード入力欄」などのパーツを使って視覚的にデザインし、「情報を保存」「繰り返し」といった動作要素(ブロック)を使ってアプリケーションの動作を設計できる。
GPS対応機能も提供するため、位置情報ベースのアプリケーションを構築することが可能。Android搭載機のテキスト読み上げ機能と連動したアプリケーションも作成できる。
Webアプリケーションを書く知識があれば、ミニブログサービス「Twitter」などと連携したアプリケーションも作れる。App Inventor試用の招待を受け取るには、同社のWebサイトでリクエスト登録する。

私もgoogleiDで登録した.

2010年7月11日日曜日

研究のデジャヴ—

Communication of ACMの3月号にジャーナルよりも国際会議を重視するのはコンピュータサイエンスだけ。
全般に難関とされる国際会議はそのときそのときで流行しているテーマがあり、逆に流行以外のテーマを扱った論文は採録されない傾向があります。特定のテーマに絞ることで発展を促せるかもしれませんが、本来、流行にとらわれずに研究すべきテーマは採択されないという状況がおきがちです。
流行しているテーマがある程度発展すると、次に流行するテーマを探すという繰り返し。10年も立つと昔、流行したテーマを忘れており、同じテーマの研究を再度繰り返すことになります。これがコンピュータサイエンスでよくいわれる研究のデジャヴ—の原因になっている.
一方、ジャーナルの査読の場合は、いい研究か否かどうかで採否をきめるので、地道な研究も採録されます。

コンピュータサイエンスは多少はジャーナル指向になった方がいいのかもしれません。学生時代 数値解析全盛の頃、マイペースで 同じ研究をしていた教授を思い出した.

2010年7月6日火曜日

NTTドコモ、2011年4月以降に発売する携帯電話の全機種SIM(シム)ロック」を解除

 NTTドコモは6日、2011年4月以降に発売する携帯電話の全機種を対象に、最初に購入した電話会社でしか携帯電話を使えないように制限している「SIM(シム)ロック」を解除し、他社の回線に乗り換えられる機能を搭載する方針を明らかにした。総務省は6月末、事業者向けに制限解除の指針を示しており、最大手のドコモが対応に乗り出すことになった。
 利用者は、ドコモで買った携帯電話の中に挿入された、電話番号などの識別情報が記録された「SIMカード」を入れ替えることで、ソフトバンクモバイルなど他社の回線が使えるようになる。ただ、最初の契約からどの程度の期間で解除できるようにするかなど、詳細は今後検討する。 

ペレルマン氏、「ミレニアム賞」も受賞辞退

 米クレイ数学研究所は先週、数学上の最大の難問の1つとされた「ポアンカレ予想」を証明した数学者グレゴリー・ペレルマン氏(44)が、「ミレニアム賞」受賞と賞金100万ドル(約8800万円)の授与を辞退したことを明らかにした。
 「ミレニアム賞」はクレイ数学研究所が2000年に発表した、7つの数学の難問に100万ドルの懸賞金をかけた賞。ポアンカレ予想はこの1つで、同研究所は今年3月、同賞をペレルマン氏に授与すると発表していた。
 ペレルマン氏は辞退の理由の1つとして、ポアンカレ予想の証明には米数学者リチャード・ハミルトン氏の協力が大きく、彼の功績が十分に評価されていないことをあげた。また「辞退には多くの理由があり、決心するのには時間がかかった」と語っている。
 ペレルマン氏はロシア系ユダヤ人数学者。同氏は2003年にポアンカレ予想証明を発表し、 それを受けて世界中の数学者がその検証作業に入った。2006年になって同氏がポアンカレ予想を解決したことが証明され、数学界のノーベル賞と呼ばれる「フィールズ賞」に選ばれたが、今回同様辞退している。現在、ペレルマン氏は外界とのコミュニケーションを絶ち、ロシアで母親と静かに暮らしているという。
 ポアンカレ予想は1904年、仏数学者アンリ・ポアンカレが提出した数学の問題。その後約1世紀にわたって、世界中の数学者がその証明に挑んできた。

2010年7月1日木曜日

Knuth 教授、「地球を揺るがす発表」を予告

Knuth 教授、サンフランシスコで「地球を揺るがす発表」を予告.
 円周率もネイピア数もアラ3 曰く、 Donald Knuth 教授が、TEX 誕生 25 (=32) 周年を記念したサンフランシスコで現在開催中の TUG (TEX User Group) 2010 の最終日である現地時間 6/30 5:30 PM より「An Earthshaking Announcement」と題した Lectureを行うことを告知している。