能動的な情報検索の時代の到来は、ユーザーに求められる能力もより高度なものとする。
リテラシーを決める要素は複数ある。そのうちの幾つかは、特に重要である。
たとえば、どのような言語を使いこなすかで、接することのできる情報の量と質は異なるだろう。
ネットに関する情報の現状に鑑みれば、現在のリンガ・フランカとしての英語をどれくらい使いこなせるかということが、情報の量と質を事実上決定していると言える。
ロングテール 論理から いえば 日本語文化には 日本語しかみえないモノが有る.
幅広い知識を持ち、成熟した世界観を持つ人が参照する情報源は、よりクオリティの高いものである可能性が高い。そのような情報に接することで、その人の世界観はより深まるだろう。
一方、「ゆるい」あるいは「偏った」情報源に接している人は、脳の中でそのような認識の回路を自己強化してしまうだろう。
個人のリテラシーの内実を相互参照し、お互いにすぐれた情報リソースを紹介し合い、リテラシーの群としての進化を促す装置としては、現時点ではやはりツイッターが一番有効である。
自分自身のリテラシーを劣化させないためにも、自分が良いと思う人がどのような情報源を参照しているかということを、ツイッターの返信やリツィートの機能を通してお互いにコミュニケートし合うことが大切な意味を持つ時代がやってきたと言える。
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