2009年11月21日土曜日

Google Chrome OS

Googleが「Google Chrome OS」のプレビューが発表。Chrome OSはLinuxカーネルを採用し、Google Chromeブラウザを高速に動作させることだけに特化したオペレーティングシステム(スピード、簡単、セキュリティに焦点)。Linuxカーネル上にウィンドウシステム(といってもコアはX.orgで一から作ったわけではなし)を新たに作り、ブラウザ画面が中心となる。アプリケーションは全てWebアプリケーションで、チャットや音楽プレーヤはブラウザとは独立して表示できる。安全性を高めるため、全てにサンドボックスが適用されている。そして、必要のないものは全て削除し、スピードを上げることに努力している。
コールドブートの時間は7秒を約束(デモは12秒)
x86とARMアーキテクチャをサポート: ハードウェアはGoogleの定義するリファレンスの認証を受ける必要あり
最初はネットブックで登場: 内部ストレージはあくまでキャッシュのためであり、ハードディスクではなくSSDのみを利用
リリースは2010年末を予定
エイサー、アドビ、ASUS、Frescale、HP、レノボ、クアルコム、Texas Instruments、東芝はChrome OSのサポートを表明
ドライバは証明が必要: ストレージ、プリンタをサポート
ビデオコーデックはハードウェアアクセラレーションを使ったものを開発中
システムは勝手に自動更新される
オフラインではメディアの再生は可能だが、基本はオンラインである必要がある
開発版はブラウザ同様Chromium OSと呼ばれ、ソースコードがダウンロードできる

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