2010年7月27日火曜日

フラッシュマーケティング

インターネットや口コミで仲間を集めればレストランなどの大幅割引券 (クーポン) を買える、2008 年に米国で始まった「フラッシュマーケティング」という手法のネットサービスが日本でも広がり始めた。
最初の購入者はまず専用ホームページから申し込み、クレジットカード払いなどの手続きをするが、このサービスは制限時間内に決められた人数以上の申し込みがなければ券が発行されない。このため購入希望者は友達を誘ったり Twitter やブログで呼びかけたりする。制限時間内に必要人数の申し込みがあれば「共同購入」が成立し、自動的に決済され、各自に券が発行される。割り引き率は 5〜7 割引きが多いそうだ。店側は大幅割引をしても客数を把握して仕入れができたり、利用日を客の少ない曜日や時間に限って店の稼働率を上げたりでき、またネットで話題になり宣伝効果が大きい。サービス運営会社は店側から手数料を受け取る。
日本では今年 4 月にベンチャー企業が始めた。USEN は 8 月上旬に主に 20〜30 歳代の女性向けの飲食店を 5〜7 割引きで利用できる券を売る専用サイトを開く。一方、早くも問題も発生している。リクルートは今月、専用サイトを開いたが、初日に売った飲食店の「50 % 引き 5 千円」の料理が通常 4800 円のコースと同じ (ただしテーブルにバラをちりばめるなど演出を追加) だったため、ネット上で批判が広がり、料理を 8400 円のコースと同じにしたそうだ。

質の勝負かな?

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